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美しい背中を追って〜11/10:SL年内ラストライブのおしらせ〜

杢です◎前回の「アートとエンターテインメント」の記事、反響がたくさんあっていろんな人からいろんなメッセージをもらって嬉しかった。自分が紡いだ言葉が誰かの気付きや糧になるのは本当に嬉しい(´ω`)皆さん読んでくれてありがとう◎

 

 

てわけで

 

 

2016年ラストのライブやるよー(*´ω`)ノ

 

 

来たる11/10(木)

大阪/南堀江:socore factoryにて

大阪の大御所テクノバンドA.C.E.の31周年イベントに呼ばれましたー!うわー!

私は19:00から歌います!うわー!

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A.C.E.の!

31周年の!

イベントに!

SLが!

わわわわわー!

マジ未来は突然プレゼントをくれるなー光栄(※°_°※)‼︎

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これが年内最後です。これ終わったら来年。しかも多分テクノやダンス系のライブハウスでのactはもうのち数年しばらくないかもなので(私がやる気しないから)ラストかもしれない舞台が大御所A.C.E.さんとの共演&しかも今大阪で音が1番いいと専ら噂のsocore factoryでのactというのは本当に光栄です。 

 

 

もともと今回のライブ出演の話は私が「音楽のマネタイズ」について考え始めた今年春「誰ならこのお題について有意義な意見をくれるだろうか」と考えた時FB投稿でお顔をたまたま拝見してピンと来たA.C.E./安井麻人さんに、数年ぶりに再会させてもらったところから始まる。

 

 

(お二人との共演は1度しかないの。それなのにそのあさとさんとの再会、突然また現れて音楽のマネタイズについて大先輩相手に持論を展開しまくる&質問責めの私に声をかけて下さるなんて正直なところ今でも少し不思議なくらいよ笑。)

 

 

31年かぁ。

31年前は皆さん何してました?

この31年間何して生きて来ました?

(ちなみにさちよは2歳だったよ。ばぶー)

 

 

ボイトレスクールやライブハウスで出会った私の同期の友人ミュージシャン達はいつしか音へ関わる頻度が減り、ピアノは埃をかぶり、ギターは部屋の片隅へ。ロックTの代わりにスーツがトレードマークになって、音を紡いでいた生活から生活の合間で音を紡ぐ生活になり、今はもっと大切なものが出来たりして音も言葉も紡がなくなった友達は本当に多い。それが良い悪いじゃなくてね。ただ「あの頃のメンツ」はもうほとんどライブハウスにいない。それは紛れもない現実。

 

 

「さっちゃんは夢を追いかけててすごいね」ってよく言われるけど、私はその言葉をかけられるたび正直違和感を覚えてたの。私にとっては夢でもなんでもないただ好きなことやってるだけだよ、って。「音楽をやる」この先にある何かが欲しいのではなく私にとっては「音楽をやる」が目的であり喜び/楽しみだから、あなたもため息混じりにそんなこと言わないでやりたいことやればいいのにって。

 

 

でもそれが難しいと感じてしまうこともよーくわかってた。第一、音楽は聞いても作ってもお腹いっぱいにはならないからね笑。音楽→換金→生活のカタチになるけれどその「換金」というレベルが、組織に時間を預け/雇われるという生き方よりは遥かに難しいもの。(わたしにとってはね)ご飯を食べなきゃ命を繋げられないから換金出来ないなら他の方法で命を繋ぐしかない。そしていつしかそちらの比重が大きくなって「音楽のために仕事してる」なんてことはザラで。それはより幸せな未来のために幸せじゃない今を選択しているということで。

 

 

だからこそ「続けてる」ってことはもうそれだけでもしかしたら誰かの目には眩しく映ることもあるんだって今ならわかるんだ。もちろんやっぱり当事者としては「楽しいからやってる」ってだけでも現実的に「自分の生活/命」を繋ぐ糧としてハードな側面もあるのは十二分承知だからこそ余計に私は、私にかけられる言葉と同じようにA.C.E.に対して「31年も!すごいなぁ」って思うんだね。

 

 

そう。少し前にあるカウンセラーさんに相談したことがある。「音楽で人の役に立ちたいの」って話したらその人は「役に立たなくていいですよ。もう立ってるから。」って言われたわけね。「脳内お花畑な返事ね」って一瞬思って「何で?例えば売れてないインディーズミュージシャンは誰の役に立ってるの?サラリーマンミュージシャンは何の役に立ってるの?集客もできず/CDも売れない、そんな彼らの歌が誰の役に立ってると言えるの?」と聞いたら

 

 

「夢を諦めた人にとっては/したいこと出来てない人にとっては『それでも続けてる/好きなことやってる』って背中だけでもう眩しいものだと思いますよ」って。

 

 

その時泣いたなー。ホンマにろくに集客努力も/音への拘りも見られないようなインディーズミュージシャンにほとほと同業としても嫌気がさしてたから。(似たような言葉を紡ぎ似たような音を奏でる表現者に×つけてたんだろうね。今でもそうじゃない人の方が好きだけどでも彼らは彼らで別にokと思ってる)でも彼らの音が売れようが売れまいが/誰かに届こうが届かまいが、それ以前に大前提として「やってない人間からしたら眩しい」という点ではもう誰かの背中を押してるかもしれないわけで。それはもうすごいやんか、って。

 

 

それと同じベクトルで、私はA.C.E.というバンドに対し感謝を覚えるの。彼らの活動の密度は知る由もないけど、31年間、たくさんの人が音から卒業する中、それでも音を紡いで/音のそばにいて/音を見つめていてくれてありがとうって思うんです。

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痛かったのか痛くなかったのか

辞めようと思ったのか思ってないのか

それさえも知らないけれど

31年間音を見つめ、時に音を通じて世界や個を見つめるという生き方は誰でも出来ることじゃないから、私はその背中だけでおなかいっぱいになっちゃいそうよ。

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31年間彼らがA.C.E.で在り続けてくれたから私は彼らと同じステージに立つことが出来る。それなら私は彼らに「31年間A.C.E.でよかったなぁ」って思ってもらいたい。だから「若輩者だけど後輩はこんな音を奏でます!」って歌いたいし、それを聞いて「おー!先輩も燃えてきたぞー!」ってワクワクしてくれたら、嬉しいよね。

 

 

で、演者がそうやって嬉しくて楽しいから来てくれたお客様もきっともっと嬉しくて楽しくなれるはず。そんでそんなお客様を見て演者はもっともっと嬉しくて楽しくなって「わあ、楽しいなぁ、音楽やってて/A.C.E.やってて/SLやってて良かったなぁ」って思うとおもうんだ。

 

 

A.C.E.が31年間A.C.E.であってくれたことを後輩として感謝して歌います。

そして同時に31年間A.C.E.A.C.E.でいさせ続けてくれたであろう彼らのファンの皆さんにも感謝を。

私達、発信者が発信者でいられるのは第一に「それが好きだから」ではあるけどその上に紛れもなく「みんなと一緒に笑える」があるからだと思うから。

 

 

ポルノグラフィティのミュージックアワーの歌詞の一節が好きです。

「君が夢を願うからミュージシャンも張り切ってまた今年も渚には新しいナンバー溢れていくよ」

皆さんが夢や/音や/未来を願うから、私達発信者(それはミュージシャンやアーティストだけではなく)も刺激され/感化され、張り切って自らのしたいことでそれを彩れるように自らを紡いでいくのです。

 

 

A.C.E.でいてくれた麻人さんと田島さんに感謝。

A.C.E.A.C.E.でいさせてくれたA.C.E.のファミリーの皆さんに感謝。

彼らの背中を見て化学反応を起こしたSLを見守ってくれる私のファミリーに感謝。

そしてただライブをやるだけじゃなくて「彼らの背中を見つめて繋げよう」と思える自分に感謝です。

 

 

11/10@南堀江socore factory

open/start18:30〜

私は19:00〜です。

 

 

最近誰かと語らった?

最近自分と語らった?

音でお腹は膨らまなくても音はきっと皆さんの違うところをくすぐります。それは単なる「楽しい」かもしれないし/演者の音に対する美学や拘りを通じて刺激されるあなたの美学かもしれない。俺もなんかやりたい!っていう目覚めかもしれないし、眩しいなぁ/いいなあっていう羨望や嫉妬、それはつまり自分への失いかけていた期待かもしれない。

 

 

何が出るかはお楽しみ◎ただ31年間熟したウイスキーさながら彼らの音楽はきっと皆さんのスペシャルな夜のお供になると思います。

 

 

PS:ちなみにこの日新譜を持っていきます。「少女性/女性性」という意味の「fille femme」と今年6月に亡くなった友人しいばへ、彼女が亡くなる前に「穏やかに眠れますように」と思いしたためた「薬轟418」の2曲。(あの子がこれを聞いてくれたかはわからないんだけどね)本作品では「音がヒトのカラダに与える作用」をベースにして実験音楽的な作品になってます。

 

 

よく眠れるように。

世界のノイズを遮断し自己の精神世界/海に潜るトリガーになれるように。

聴くではなく聞くでもなく「聴き流す」というテーマで作ってるので瞑想やヒーリング、就寝前に潜在意識を書き換える際にも耳からの誘いをお手伝い出来れば光栄です。それらについての定評があるシュプレマティズムや耳奥から脳天への糸口のスペシャルver.は新譜お買い上げの方に特典でつけますので当日お声がけorメールででもご連絡くださいませね。

 

 

読んでくれてありがとう。

A.C.E.の31歳のお誕生日にあなたと一緒にお誕生日会が出来ることを楽しみにしています。